一般的にデザイナーという職業はなぜか残業が多いのが当たり前と言われている業種です。
残業をする理由をデザイナー仲間の声を元にまとめてみました。
- なぜデザイナーが残業が多いのか気になる人
- デザイナーを目指してる人
- 転職を考えている人
会社として習慣化になっている
なぜデザイナーが残業が多いのか?という理由で1番多い返答が「それが普通になっているから」「会社の人がみんな残業しているから」です。
私も新卒で入社した会社では定時で帰る人は一人も居なくて、ひどい人は終電まで毎日仕事をしていました。
しかし、業績は横ばいでまさに今の日本経済そのものでした。貧乏暇なし、とても効率が悪い状態でした。
残業が習慣化されている会社は残業をやめるのは相当難しいです。
なんとなく習慣化されていて残業が美徳。みたいな古い会社は避けたほうがいいよ
早かれ遅かれ衰退する会社の特徴だね!
- 残業が習慣化している会社はブラックの可能性大
- 残業が評価される風潮は異常
- 残業が多い会社は将来的に残存も厳しい
残業ありきのスケジュールになっている
残業がある前提でスケジュールを組んでいる場合も多いです。
制作会社の場合も営業担当がめちゃくちゃなスケジュールで毎回残業しないとこなせない量の仕事を持ってくることもあります。
そういう会社の体制の場合は効率が悪く、人件費を加味していないので実際には計算してみるとマイナスが出る案件も受注していることが少なくありません。
- 残業を前提にするスケジュールは危険
- 自分の給料も時給に計算することが重要
だらだら仕事をしている
以前僕は、なぜこんなにデザイナーのみんなは残業が多いのか?と問題意識をもって、同じグループのデザイナー全員の1日のスケジュールを5分単位で出してもらったことがあります。
その時に気付いたのは残業している人はスケジュールをうまく立てられていなくてあれをやったりこれをやったり、ダラダラ仕事をしている傾向があることです。
実はスケジュールを整理すれば残業も必要ないくらい圧縮できたという経験があります。
あとでやればいい精神がある
スケジュール管理ができないデザイナーは残業してしまう傾向があります。
その1つに仕事を後回しにしていて納期が1週間後なら今はぬるぬるデザインしておいて、来週また集中してやろう!みたいに仕事を先延ばしにして後回しにする行動です。
デザインの仕事は差し込みで緊急の案件も多く、急ぎの案件も多いため前倒しでバッファを作って仕事をしていないとしわ寄せが残業しないといけない状況になってしまうのです。
早く終わると暇だと思われそう
知り合いのデザイナーの一人がいつも残業をしていたのでなぜ、残業をしているの?と聞いたところ、今の案件をさっさと終わらせてしまうと暇だと思われそう。と返答がありました。
更に聞いてみると、早く仕事を終えて早く定時に退社すると「あいつは手が空いていて暇なんじゃないか?」と思われてしまいそうだということでした。
その結果意味もなく残業しているという状況になっている人も少なくありません。
デザイナーも残業はゼロにできる
なぜデザイナーは残業が多いのか?と僕はもう12年以上考えてきましたが、はっきり言って多くの場合はただの習慣化です。
残業が多い会社は効率が悪いことが多く、もっと良い仕事を取ってこれないので悪循環になってしまう。と僕は予想しています。
僕はデザイナーでありながらここ数年は残業を10時間以下、多くても20時間くらいで、定時で帰宅することがほとんどです。
デザイナーであっても残業をゼロ化することは必ずできます。残業をしていると仕事をしているっていうのは一昔前の考え方なのですぐに捨ててしまいましょう!