こんにちは!元グラフィックデザイナーで現在はウェブデザイナーとして12年目になるずぼらなオッターです。
今回はデザイナーの仕事ってデザインでかっこよく、綺麗にしてるだけって思われがちなんですがデザインで見た目を綺麗にするだけがデザイナーの仕事じゃない!という理由についてまとめました。
- デザイナーを目指している人
- デザイナーの人
- デザイナーと関わる仕事をしている人
良いデザイナーは見た目だけにこだわらない
デザイナーを始めたばかりの頃によく陥ってしまうのがデザインで見た目だけかっこよくしてしまうことです。私も実際デザイナーの卵の頃はかっこいい、デザイナーっぽいものが正義だと思ってました。
しかし、デザインというのは見た目を良くするのはもちろん最低限大切なことです。
ただし、それよりももっと大事なことは見た目以上にこれはなんでデザインしないといけないんだっけ?と思い返すことが大切です。
目標とゴールはデザインをよくすることじゃないから
デザインを作っていく上で「いい感じのデザインにする」っていうだけでは、そもそもデザインする必要はないと私は考えています。
なぜならデザインは見た目だけでなく、デザインをすることによって目標とゴールを達成するための手段の一つだからです。
ウェブサイトを綺麗にする!というよりはウェブサイトでどういうことをしたいか。という目標とゴール設定までしておくべきです。
目標とゴールはデザインを良くすることではなく、そのデザインで何を達成したいかというところまで考えておくとデザインも困らないしブレにくくなります。
誰にとってそのデザインが良いデザインなのか
良いデザインって人それぞれだと思いませんか?デザイナーをやってて1番よくクライアントや依頼者に言われるのが「良い感じにデザインして」という言葉です。
その良いデザインって私から見た良いデザインなのか、クライアントから見た良いデザインなのかってわからないですよね。
基本的に商品やサービスの場合はどういう人に伝えたいかをハッキリしておかないと誰が見て、誰が良いデザインと感じるかがわからなくなってしまいます。
そのため、このデザインは誰にとって良いデザインにするんだっけ?ともう一度しっかりと頭に入れておきましょう。
ついつい自分の好きなデザインになってしまう
これもよく陥ってしまいがちなんですが、ついつい自分の好きなデザインの方向性になってしまうことです。
これはターゲットとなる人が決まってないとより一層自分の主観的なデザインになってしまいます。
例えばこれがはっきりと40代女性年収600万円の共働き家庭で、最近健康の心配をしている人。とかペルソナ設定もはっきりさせておいて把握しておけばデザインに迷うことも少なくなります。
あ、そうか、この年代の人はこうだなとその人の目線に立ってデザインができるとデザインが迷わなくなります。そのため、自分の好きなデザインになりがちな人はそういうペルソナ設定も大事なことですよ。
まとめ
デザインの仕事ってもちろん高いデザインスキルがあることは大切なことです。しかし、私は12年間仕事してきて思うのは、いかに課題を見つけ、目標を設定できるデザイナーかどうかが活躍できるデザイナーとの違いだとわかりました。
なんとなくデザインワークをしていると「なんかそれっぽいデザイン」までのデザインしか出来上がらないので、売上げアップや集客を実現できないのだと感じています。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
- 見た目だけがいいデザインではない
- 課題、目的、ゴールを最初に決めておく
- 誰に伝えたいか、ペルソナ設定も重要
- デザインが好きなデザインが正解ではない