こんにちは!現役のWebデザイナーのずぼらなオッター(@Otter_zubora)です。
今回はインハウスデザイナーになる前に知っておいてほしいつらい現実についてお話しようと思います。
インハウスデザイナーになるのはいいことばかりじゃない。という件について詳しく書きまとめました。
これからインハウスデザイナーになろうと思っている人には参考になれば嬉しいです。
インハウスデザイナーに転職する前に知っておいたほうがいいこと?
そうだね!インハウスデザイナーに限らずなんでもデメリットはちゃんと知っておいたほうが良いよ!
- インハウスデザイナーの体験談が聞きたい人
- インハウスデザイナーのつらいことを知りたい人
- 転職でインハウスデザイナーを視野に入れている人
インハウスデザイナーはデザインスキルが上がりにくい
インハウスデザイナーは制作会社、所謂デザイン会社で働いているデザイナーに比べてデザインのちからは劣ります。
それはデザインする量、デザインする幅が主な原因です。
インハウスデザイナーの場合、自社の製品やサービスのデザインを中心なのでデザインする幅は狭いです。
また、デザインの量も経験上少ない傾向にあるのでやっぱりデザイン量が少ないとデザインの力は減りがちです。
僕の場合制作会社の時を10段階中10とするとインハウスデザイナーになってからは4から6くらいの量という感じです。
デザインスキルを上げたい!ならインハウスデザイナーはつらい道
デザインスキルをガンガン上げていきたい!アートディレクターになりたい!どんどんクリエイティブを作っていきたい!という人にはインハウスデザイナーは向いていないです。
バリバリデザインスキルを上げていきたい!というデザイナーは実際にインハウスデザイナーになると働いてみるとつらい…という現実があるでしょう。
インハウスデザイナー以外に転職しにくい
インハウスデザイナーになってつらいと思うことの一つは転職したいときに次、制作会社には転職しづらくなるということです。
先程も話にあったとおりデザインスキルはデザイン会社、制作会社で働いているデザイナーのほうが高いです。
そのため同じ会社に応募した場合は、確率的にインハウスデザイナーが選ばれにくくなります。
なのでインハウスデザイナーになるということは次からもインハウスデザイナーでやり続けることになるかもしれない。ということは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
制作会社のデザイナーとの実力差が開きやすい
インハウスデザイナーになってつらいと思ったことは制作会社のデザイナーと比べて実力差が開いてしまうという点です。
僕は元々制作会社で働いていたので当時の同僚と一緒に話すことがあるんですが、やっぱりデザインの実力差は開いています。
デザイナーからアートディレクターになっている人も多いですし、デザインのスキルもすごく高いです。
ただ、インハウスデザイナーの場合はデザインのほかのスキルが身につくことが多いので一概にインハウスデザイナーが劣るというわけではありません。
あくまでデザインスキルだけにフォーカスすると…という話です。
インハウスデザイナーはマンネリ化しがち
インハウスデザイナーで働いているとマンネリしがち…っていうのもつらいポイントの一つです。
制作会社では多くの場合、様々なクライアントの仕事をするのでデザインするジャンルも様々です。
なのであまり仕事がマンネリ化するということはありません。
一方でインハウスデザイナーの場合はまた同じようなテイストのデザインを作るのか…というデザインの仕事がとても多いです。
化粧品メーカーで働いている時は同じラインの商品を担当しているとほぼ文字を置き換えるだけ、みたいな作業も多かったです。
デザイン以外の業務がすごく多い
インハウスデザイナーになって多くの人がつらい!と思うポイントがデザイン以外の業務が結構多いことです。
制作会社で働いている時は基本ずっとIllustratorかPhotoshopでデザインしている時間が多かったんですが、一方でインハウスデザイナーの場合は資料作りなどデザインとは違う業務がすごく多いです。
え!そんなこともデザイナーがやるの?みたいな業務がたくさんあります。
営業の資料作りの手伝いとか、会社の備品を作ったり、印刷物の発注時に在庫管理票を作ったり…
会社によって様々ですが、デザイナーの仕事の範囲が曖昧なことがとても多いです。
デザインをする環境が整っていないことが多い
デザイナーの人ならMacでデザインしたい!という人が多いと思うんですが、残念ながらインハウスデザイナーの場合は会社のPC環境がWindowsしかない。という場合もあります。
僕も過去にWindowsしかない会社で働いていたことはありますが、最初は結構操作感の違いに苦しみました。
しかし、その後つらすぎて経営陣に相談してMacを導入してもらえたので良かったです。
ただ一般的にはWindowsしかないという会社もすごく多いので転職する際はPCの環境を確認するようにすれば良いでしょう。
最後に
今回はインハウスデザイナーになる前に知っておいてほしいつらいことを経験談ベースでお話しました。
つらいことも正直たくさんありますが、僕はまだインハウスデザイナーを続けています。
それはインハウスデザイナーならではのやりがいと、ライフワークバランスが魅力だからです。
つらいことも知った上でインハウスデザイナーに転職するかどうかを決めてもらえれば嬉しいです。
\デザイナーの転職に強い!/
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