こんにちは!デザイナー歴12年目のずぼらなオッターです!
今回はデザイナーならデザインを提案する機会って必ず訪れますよね?そんな時にこういうデザイン提案をすれば思い通りにスムーズになるよっていう方法をまとめました。
デザイナーになったばかりの人、デザイナーを目指す人、デザイン案がなかなか通らない。と困っている人には役立つ内容です。
経験を元に書いているのですぐに実践できる内容となっていますのでぜひ活用してみてください!
- デザイナーを目指している人
- デザイン案がいつもうまく通らない人
- 自分の狙ったデザイン案を採用してもらいたい人
デザインは3案しか作らない
結論からいうとデザイン案は絶対に3案までしか作らないようにすることが大切なポイントです。
なぜなら人間の脳は3つまでの選択肢が心地よく選択できると言われてます。そのため3つの中から選ぶっていうのがストレスなく選べる数だからです。
具体的に言うと松竹梅の3案で作るようなデザインを3案作るのが1番良い方法です。
4案以上は余計に迷うきっかけになる
デザイナーの中にはデザイン案を4案以上作ってきてどれがいいですか?というような提案をするデザイナーが少なからず居ます。
この方法はデザインの決定が遅れるだけでなくこっちのあれがいいし、あっちのあれはこっちに入れたい。というように余計に話が枝葉に広がってしまい、その結果デザインが前に進めにくくなるということが度々あります。
そのため、相手が迷ってしまう可能性がある4案以上のデザイン案の提案は必ず避けるようにしたほうがよりスムーズに案件を進めることができます。
本命の1案に誘導する
デザイン案は3案作りますが、自分の中でこれが良い。これでデザイン案を通したいものを1案用意しておきます。
例えばA案が本命だとした場合、あとのB案、C案は言い方が悪いですが捨て案です。わざとA案が良いように見せる引き立て役とも言えます。
私の場合は本命を3番目に提案するようにしていて、ほかの2案の懸念点を自分なりに1番よく伝えられるように考えたのがA案です。私もA案が1番良い案だと思っているためこちらの案で進めたいと思っています。というに提案します。
提案する際はなぜこの案がよくて、なぜこの案にしたいのか。は明確に話せるようにしておきましょう。デザイン力はもちろん大切ですが、提案力もデザイナーに求められる重要なスキルです。
提案の時は「感謝の言葉」を使う
デザイン提案をする相手は敵ではありません。このデザインを採用すればクライアントや相手にとってもメリットがあるので私は敵ではありませんよ。とアピールしたいところです。
そこで重要なのが第一声に感謝の言葉を盛り込むことです。
具体的に私がやっているのは「本日はデザイン提案の時間をいただきありがとうございます。」とか「今日はお忙しい中、ありがとうございます!」と私は味方ですよ。ということをまず冒頭でアピールしておくのです。
そんなの効果ないよ。と思われるかもしれませんが、これはかなり重要なポイントで、デザイン案をうまく通すためには私が感じるところ4割くらいはコミュニケーション能力、提案力だと思っています。
まとめ
今回はデザイン提案をうまく自分の思い通りに通すためのコツを3つのポイントでご紹介しました。
デザイナーはデザインの技術ももちろん重要ですが、できるデザイナーはコミュニケーション能力も高く提案力が高いです。自分のデザイン案を数値的にも、説明できるデザイナーのデザイン案は1発OKなんてザラです。
デザイン案を作ることと同じく提案する力を意識することがデザインの仕事を効率化するコツにもなります。
- デザイン案は3案までしか作らない
- 本命のデザイン案のほかは捨て案
- デザイン提案の時は相手にも自分は仲間だとアピールする
- デザイナーにはデザイン力と提案力が重要