こんにちは!現役のWebデザイナーのずぼらなオッター(@Otter_zubora)です。
今回はWebデザイナーなら将来のためにも学んでおきたいUIデザインを学べる本をまとめました。
Webデザイナーなら独学でUI/UXデザインは十分学べます。
僕が買ってよかったと思うUI/UXデザインに関する本を10冊紹介するのでぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
UI/UXって同じものなの??
UIとUXってよく一緒に扱われるんだけど、わりと全然違うものだよ!UIデザインはデザイナーの仕事、UXはデザイナーじゃない人もやる仕事だね。
- UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。
- UIデザインの教科書[新版] マルチデバイス時代のインターフェース設計
- 世界一わかりやすいAdobe XD UIデザインとプロトタイプ制作の教科書
- フラットデザインで考える 新しいUIデザインのセオリー
- 融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論
- HELLO,DESIGN 日本人とデザイン (NewsPicks Book)
- はじめてのUXリサーチ ユーザーとともに価値あるサービスを作り続けるために
- 「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
- なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
- Webデザイン・スタンダード 伝わるビジュアルづくりとクリエイティブの最新技法
UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。
こちらの書籍はWebデザイナーだけでなくノンデザイナーの方にもおすすめの本です。
デザインは1人で作るのではなくチームで作っていくことが最適である理由なども詳しく書いています。
デザインの方法というよりはデザインをプロジェクトに落とし込んで、どういうプロセスですすめるべきかなどが書かれています。
Webデザイナーだからといってもデザインが見た目がいいだけではだめで、デザイナーじゃないからといってデザインに興味を持たないのはだめ。そういうこともわかるので、会社に1冊あると役立ちます。
UIデザインの教科書[新版] マルチデバイス時代のインターフェース設計
UIデザインで使いやすいデザインとはなんなのかについて図解を使ってわかりやすく書かれた本です。
WebデザイナーでUIデザインについてはふわっとしか知識がないというWebデザイナーにはぴったりの一冊です。
Webサービス全般のUIについてがコンパクトにまとまっていて集中して読めば2日〜3日で読み終わることができる構成になっています。
デザインの目的、物理的制約、人間の認知特性など、UIについて必要で十分な情報がさまざまな角度から頭に入りやすいです。
世界一わかりやすいAdobe XD UIデザインとプロトタイプ制作の教科書
AdobeのXDを使ってUIデザインを作ろうと思っているWebデザイナーには入門書としておすすめの1冊です。
UIの理論的な話というよりは実践ベースでXDを使ったレッスンデータも付属しています。
そちらをダウンロードして実際に手を動かしながら学ぶことができます。
UIの理論的な部分は別の書籍で学びつつ、実践はこの本で手を動かしながら学ぶと良いでしょう。
フラットデザインで考える 新しいUIデザインのセオリー
Yahoo! Japanのスマホアプリデザインに関わっている著者の一冊です。
フラットデザインとは?という観点からフラットデザインだけではない部分までUIデザインを学ぶことができます。
フラットデザインを使うときはUIデザインをきれいにしておかないと装飾などでごまかせないのでより重要になります。僕は新卒のWebデザイナーの教育のときにも本書を使っています。
融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論
UIデザインの専門書ではないですが、UIデザインをする上で必要な知識が詰まっているのでおすすめの1冊です。
Webサイトのデザインですぐに実践できるUIデザインについて書かれているわけではありませんが、もっと広く大きなところがテーマになっています。
サービス、プロダクトのデザイン指針が書かれています。
UIデザインをやっていく上で使い心地の良いインターフェースとはなにか、というのがわからなくなってしまうことがあります。そんなときに本書でUIの指針を振り返ることができます。
HELLO,DESIGN 日本人とデザイン (NewsPicks Book)
この本はタイトルと内容が良い意味でズレています。
UIデザインというよりはデザイン思考について書かれた本で実践的な内容ではありません。
しかし、デザインとはなにか?については実例を使ってとてもわかりやすく解説されています。デザインでの問題解決方法を学ぶ入門書としてとてもおすすめです。
はじめてのUXリサーチ ユーザーとともに価値あるサービスを作り続けるために
UXデザインの1つのプロセスであるリサーチに特化した一冊です。
本書ではUXリサーチとはという内容からUXリサーチの始め方、UXリサーチの組み立て方などとても詳しく書いています。
そのほかにもUXリサーチをする仲間の増やし方や、仕組みづくりなど実際に役立つ内容が盛りだくさんでした。
僕はスタートアップでサービスデザインをする機会がとても多いので同じようなデザイナーにはとても頼りがいのある1冊となっています。
「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
ついやってしまう、ついつい触ってしまう。説明しなくてもユーザーが正しい行動を起こしてくれるデザインはとても優れたデザインです。
UXデザインを学ぶ上でとても優しい内容で書かれていて体験をデザインする人間にとってはとても読みやすい本です。
元任天堂のゲーム企画開発者さんが書かれた本ですが、ゲーム業界以外にもとても役立つ本になっています。
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
以前デザインについてのおすすめの書籍でも紹介したことがあるこの1冊。
どうしてもUI/UXデザインにおいても外せない1冊となっています。
ほとんどのページで実際のデザインをもとになるほど!と思うデザインが入っているので実際に体験しながらデザインを学ぶことができます。
Webデザイン・スタンダード 伝わるビジュアルづくりとクリエイティブの最新技法
エンジニアの友人にも紹介した一冊です。
見た目がよくてUIやUXの良いWebアプリケーションやWebサイトを作りたい場合まずは読んでおきたい一冊です。
今のWebデザインの全体像を学ぶことができます。
良いデザインのWebサイトが様々なカテゴリ別に紹介されていて、色についての説明もあるため色の知識も深めることができます。
全体的に言葉も専門用語が少なくてとっつきやすいのも良い点です。