こんにちは!元グラフィックデザイナーで、現在ウェブデザイナーのずぼらなオッターです!私は12年間デザインの仕事に携わってきて、この本や読んで得した!読まなきゃ損!という本にいくつも出会いました。
今回はそんな得した本を10選にまとめてみました!やっぱり本は勉強になります!よかったら参考にしてみてください。
なるほどデザイン
なるほどデザインは表紙を見たら、あ!知ってる!とデザイナーじゃない人にも知られている有名な本です。
この本では目で楽しめる構成になっていて、新人デザイナーからベテランデザイナーでも楽しめる内容になっています。デザインをする上で大事な誰に・何を・なぜ・どうやって伝えたいのかによって生まれてくるデザインの違いについても見て学ぶことができます。
Chapter3にある「色を使いこなすために 右脳と左脳で考えてみる。」という項目は個人的に特に面白い内容でした。
余談ですが、この本は今まで転職してきた会社のほとんどに置いてありました。ノンデザイナーにとってもわかりやすい内容になっているからだと思います。
一生使える見やすい資料のデザイン入門
資料作りの本!?興味ないよ!と思ってしまう方はちょっとまってください。この本の目的は資料作り、プレゼンのスライド作りがベースになっています。
しかし、この本は「伝え方」という点でデザイナーにもデザイナーじゃない人にもめっちゃくちゃ役立つ内容になっています。
なぜならこの本では見やすさとは何なのか、についてとことん書かれているからです。資料作りの話ですが、これはチラシ、フライヤーはもちろん、ウェブデザインやUIデザインにも共通の話なので読んでいて損はありません。
なんか良い商品・良いプレゼンなんだろうけどスライドや資料が見にくすぎて魅力が全くない発表とかってありますよね。この本は社会人すべてに読んでいただきたいくらい有益な本です。
配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本
配色アイデアがばーっとまとめられた一生役立ちそうな便利な本です。こういう配色の本は必ず1冊あると役立ちます。
私の場合デザインを作っていく段階では一切色をつけません。白と黒だけで作成します。デザインがほぼ固まった後に、配色していくような流れです。
そんな時に配色でモヤモヤ悩むときは、この本でざーっと配色を大量にインプットして、より良いものをこの中から選びます。本当にこの本のおかげで何度もデザインがモヤモヤしている時に助けられました。
勝てるデザイン
この本は私も含めた20代〜30代のデザイナーから新卒、新人デザイナーまで必ず読むべきであるデザイナーのための一冊です。
デザインとは何なのか、ということを改めて認識し、勝てるデザインとは何なのかを学べます。
本書で言うところの「勝てる」とはクリエイティブが勝つとかではなく、勝つことで自分の心に打ち勝って、いいデザインをすることで社内外含め周りの人を笑顔にしていくようなイメージだと私は解釈しています。
どんどん周りを出し抜いて勝っていくんだー!!!っていうよりは、まあ一緒に頑張りましょうよ〜っていうテイストなのでとてもやわらかくて良い本です。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
ウェブデザイナーなら知っておいてほしいのがHTMLやCSSです。結構ウェブデザイナーなのにコーディングできないという方が結構多いですよね?
私も元々はあの真っ黒な画面に映るカラフルな文字が大嫌いでした。今でもすべて理解したプロフェッショナルなコーダーのような仕事はできませんが、苦手意識なくあの真っ黒な画面で文字の羅列を見ながら書くこともできます。
とにかく超初心者はこの一冊を読んでからスタートするというのでも良いでしょう。正直、この一冊ですべて身につくは言いすぎだなあとは思いますが、良い本なのは間違いないです。
1枚デザインの構図とレイアウト
この本は主に1枚もののデザインがたくさん例として載っている本です。
なのでこの本は結論からいうとグラフィックデザイナー向けのものです。しかも、ポスターなどの紙系に結構特化していますね。
私も今では紙のデザインはほぼすることがないんですが、紙のデザインもウェブのデザインに役立つことはあります。なのでたまにこういったポスターなどの紙媒体のデザインをたくさん見ることで意外とウェブデザインにも活かすことができたりします。
グラフィックデザインで躓いたときはパラパラめくるとアイデアがもらえる一冊です。
UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。
この本はデザインについて書かれた本ですが、デザインに関わる人すべて読むべき一冊となっています。
なぜならこの本で書かれているUIデザインとはすべての人が触るものですよね?UIデザインはみんなで作り上げていくのが良いという内容です。
デザインの本というよりはデザインをプロジェクトに落とし込むことに必要な仮説設定、チームでの合意に至るまでの進め方などプロセス中心に説明している一冊です。
デザイナーだからと言って見た目を変えるだけではだめだし、デザイナーだからといってデザインに無関心ではだめだよという内容も心に刺さりました。
Webデザイン・スタンダード 伝わるビジュアルづくりとクリエイティブの最新技法
ウェブデザインを学ぶウェブデザイナー初心者の人におすすめする一冊です。
基礎となる4原則や配色・トーンマナーなどのデザインの基本からレイアウト、UIUXデザインやアニメーションといった今の時代に必要な視点とトレンドを、良質な参考サイトと共に説明されています。
語句や概念の説明もわかりやすい言葉を使っていて、初心者にとってはとっつきやすい内容となっています。
ノンデザイナーズ・デザインブック
この本は1998年からもう20年以上も読み続けられていて未だに検索するとトップに出てくる有名な一冊です。
デザインの基本の4つの規則を元に良い例と悪い例をシンプルな図で解説してわかりやすく書いています。
デザイナーじゃない人にとってはデザイナーはこういう意識をもってデザインしているからきれいにレイアウトできているんだと認識してもらえるかもしれません。
幅広く役立つ一冊です。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
最後はデザイナーのための本ではありませんが、ファクトフルネスという書籍です。思い込みから抜け出してデータを元に正しく見る習慣をつけようという本です。
なぜこの本がデザイナーである私が読んでよかったかと言うと、デザインをやっているとあれ?これってなんでここにデザインしてるんだっけ?とか、なんでこの色?なんでこのフォント?なんでこの余白?と、思い込みを捨てられるようになると思ったからです。
デザインを一人で作り込んでいるとなんとなくいつもの癖で作ってしまいがちですが、本当にそれでよかったんだっけ?思い込みを超えることで更に良いデザインになると信じています。
まとめ
今回はデザイナーの私が読んで得した、読まなきゃ損だよっていう人生に役立った本をご紹介しました。今回は特にデザイナー向けの本が多かったです。
今度は人生に役立った本で、デザインの本以外でも特集してみたいです。
どの本も、何度も読んで頭にしっかりインプットしておきたいと思う本ばかりで、私はすべて最低3回は読んでいる本です。配色の本は何度もめくりすぎてちょっとボロボロになるほどです。(笑)
それでは、今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました!
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