こんにちは!現役のWebデザイナーのずぼらなオッター(@Otter_zubora)です。
最近急速にリモートワークが増えてきて、コミュニケーションに障害を感じている人は多いんではないでしょうか?
もっと職場の人とうまく人間関係を築けたらいいな…そういう声は少なくありません!
ちなみに人間の悩みの中でいつもTOP3に入っているのは「人間関係」だと言われているそうです。(参考:平成26年度「過労死等の労災補償状況」)
そこで今回は職場や友人関係などこの人苦手かも…な嫌な人、苦手な人との上手な付き合い方についてまとめました!
- 人間関係に悩んでいる人
- 周りに嫌な人・苦手な人が居て困っている人
- 人との付き合い方を学んでおきたい人
(参考:もう悩まない!「嫌な人」との上手な接し方|しあわせ心理学)
(参考文献:反応しない練習)
具体的に苦手な人や嫌な人ってどんな人なのか?
みなさんが考える嫌な人、苦手な人ってどんな人ですか?
僕は「悪口」「誹謗中傷」「陰口」を言って、他人を傷つけるような人や、威圧的な態度で居心地を悪くするような人を苦手な人、嫌な人って定義しています。
相手を傷つけてもいいって思っているのは自分勝手な行動ですが、実はここに正義感があるってご存知でしたか?
誹謗中傷加害者の半数以上は「正当な批判・論評だと思った」というデータもあるそうです。
間違ったことをしている他人は正しくしないといけない!!!という正義感から誹謗中傷が生まれることもあるんです。
(参考:動機は歪んだ正義感?誹謗中傷加害者の約半数が「正当な批判・論評だと思った」)
苦手な人・嫌な人と上手に付き合う方法とは?
苦手な人、嫌な人と上手に付き合っていく方法、うまく関係をやり過ごす方法は簡単にいうと「距離をおくこと」です。
とはいっても距離を置けない関係だから辛い人間関係で辛い想いをする人が多いんではないでしょうか?
僕もかつては上司がすごい威圧的で罵詈雑言も平気で言うタイプだったのでかなり苦労しました。
なので学校や職場、近所付き合いで嫌な人、苦手な人が居る場合は自分自身の考え方を変えていく方法をおすすめします!
レベル別で嫌な人・苦手な人対策をしよう!
嫌な人、苦手な人対策はレベルをわけて対処していきましょう!
僕も実践で使ってみてすごく役立っている方法なのでぜひ実践で今日から使ってみてください。
レベルは3段階で分けてご紹介します。
はじめは慣れないこともありますが、だんだんと身についてくるので実践で身につけていくことをおすすめします。
レベル別に3つのテクニックでアプローチしていくっていうこと?
そうだね!レベル1は日常でも意識するだけでかなり心が楽になるから必須レベルかもしれないね!
レベル1の方法 「嫌な人」の心の正体を知る
苦手な人、嫌な人というのはなぜ人が嫌がることも平気でやってしまうんでしょうか?そう思ったことはありませんか?
なぜそういう言動や行動をしてしまうのか、苦手な人、嫌な人の行動を知っておくことで心の中の正体が理解できます。
それによって僕も不思議と嫌な人や苦手な人と接するときも以前よりもストレスが軽減されるようになりました。
嫌な人の心の底には「劣等感」がある
人が嫌がるような言動、行動をするような人は心の中に「自分の弱みを見られたくない」という劣等感があると言われています。
それによって、相手の足を引っ張ってでも自分を優位にしたいから嫌な言動や行動を起こしてしまうのです。
(参考:中傷にちらつく「引き下げ心理」)
最近だとSNSやYahoo!ニュースのコメント欄はとにかく誹謗中傷が多いことが話題になっていますよね?
これも誹謗中傷している人の心の中に劣等感があるからだ。と理解して見ていると納得できると思います。
なので嫌な人や苦手な人が攻撃的な言動をしているときは「この人には劣等感があって他人を下げてまで自分を優位にしたい状態なんだなあ」と思うようにしてみてください。
そう思って接するだけで苦手な人や嫌な人との心の距離が自然と取れるようになってきますよ!
もっと極端な対処法だと、「この人は劣等感が強くて可哀想だなあ」とか「哀れだな…」と思うのも良い方法ですよ!
レベル2の方法 「上から目線」ではなく「神様目線」
苦手な人、嫌な人と接することで「なんだよ!この人!すごい腹が立つ!」「むかつく!」と思うことはありませんか?
僕も気分が悪くなることを言われたりすると「なんだよ!こいつ!」とついつい頭に来てしまうことがあります。
そこでそんなイライラや怒りモードになる前に試してほしいおすすめの方法がレベル2の「天から見下ろす神様目線」を取り入れる方法です。
自分は神様のようにもっと上の俯瞰で物事を見れる存在になる
嫌な人や苦手な人との人付き合いでむかついたり、イライラしてしまう時に「私はこの人よりもずっと上に居る神様である」と思い込むのです。
そうすることで自分は相手を天から見下ろしている微笑んだ神様のようなイメージをします。
そうすると「この人はなんてちっぽけなんだろう…こんなわざわざ人が嫌がることしか言えないなんて…哀れな民よ…」と俯瞰して物事を見ることができるようになります。
これって結構最初はバカバカしい…と思う方法なんですが、心理学でもメタ認知という言葉で知られているんです。
感情のまま怒りをぶつけられたときも、一緒になって自分は怒らず「この人はこんなに怒って、たいへんな人だなあ」と天から見下ろす気持ちになって接しましょう。
(参考:【メタって何?】メタ認知とは? 意味、2つの鍛え方、ビジネスの具体例など)
レベル3の方法 「のれんに腕押し」戦法
自分の性格や好きなものなど、アイデンティティをわざわざ否定する嫌な人、苦手な人って居ますよね?
そういう人にもついつい僕は「この人失礼すぎる!一言言ってやろう!」という気持ちになってしまいがちでした。
しかし、こういう苦手な人、嫌な人っていうのはいくらこっちがなにか反論したところでエスカレートするだけです。
それでは人間関係も崩れてしまうし、それが職場や近所付き合いなど切っても切れない関係性ならそうもいきません。
最強の生き方!すべてを受け流すさらさらした生き方
苦手な人や嫌な人は相手を気遣うことなく傷つけるようなことを言ってくることもあるでしょう。
そのすべてをスルー、受け流せたらいいなって思いませんか?
今のSNS社会にも役立つスルースキルが「暖簾(のれん)に腕押し」という方法です。
例えば「○○くんはいつもダサいよね」と言われたとしましょう。
そんな時に「そうなんですよ。ダサくて困っちゃいますよ〜」と笑って返事をするだけです。
暖簾をいくら力強く押しても空振りしてしまうようにスルーするという方法です。
とにかく相手が言ったことをそのまま復唱するようにスルーすれば良いのです。
「そうなんでよ。本当困っちゃいますよね〜」みたいな具合です。
これが不思議なことにかなり効果的に相手を黙らせることができます。
ちなみにカスタマーセンターなどクレーム対応する方も肯定から話を始めることが多いです。
それもこの暖簾に腕押しに似た法則で、怒ってる相手に共感することでそれ以上相手が攻撃モードにならないという効果もあります。
心無いことを言われて傷ついたとしてもとにかく肯定して聞いてすぐに受け流してスルーしちゃいましょう。そういう相手とは仲良くなっても無駄なので適度な距離をおくためにも有効です!
ちょっとずるい裏技「嫌な人を味方につける方法」
少しずるい生き方になりますが、敵を仲間にしてしまう!という裏技もあります。
嫌な人、苦手な人も仲間にしてしまうことで被害を受けないようにするという方法です。
相手と親密な関係になることで攻撃されることは少なくなります。
どうしても苦手で嫌な人だけど仲良くなっておきたい!という人は試してみると良いでしょう!
雑談量は親密度に比例する(単純接触効果)
嫌な人や苦手な人とも仲良くなりたい!そういう人は過去に紹介した「人に好かれる7つの法則」の記事でもご紹介した単純接触効果を使って仲良くなりましょう!
これは雑談などを重ねて自然と接触する時間を増やしていけば人はその人に好意を抱いてしまうという法則を使うことです。
学校で恋愛に発展したり、友人ができやすいのもこの法則が関係しています。
最近ではYouTuberのことを毎日YouTubeで見ていると自然とその人に好感を持ってしまうというのが身近な例です。
雑談はとにかく薄い内容で全然構いません。
僕がよく雑談に取り入れるのは最近食べた美味しいもの、コンビニスイーツ、話題のスポット、ネットで話題の記事などです。
とにかく誰でも参加できる雑談のネタを用意しておけば誰とでも適当に雑談できます。
そうして接触時間を増やすことで相手が自然と自分に好意を抱いていつのまにか味方になっているということがあります。
まとめ
今回は人間関係の中でも最も悩みやすいといっても過言ではない「嫌な人」「苦手な人」との上手な付き合い方についてまとめました。
人間関係で悩んでいる人はとても多いと思うので、ぜひ今回の記事が役立てれば嬉しいです。
それでは最後にこの記事のまとめです!
- 他人の心や性格を変えることは不可能
- 嫌な人の心には劣等感がある
- 神様目線で嫌な人を俯瞰で見る
- のれんに腕押しのさらりとした反応を心がける
- 単純接触効果で親密度を上げれば味方にもできる