元グラフィックデザイナーで現在現役のWebデザイナーのずぼらなオッターです!
元社畜でボーナスなしの低所得な僕が12年かけて年収を2.5倍まで増やした5つの方法をすべてご紹介します!
今グラフィックデザイナー、Webデザイナーをしている人で年収が低くて困っているという人には参考にしていただければ嬉しいです。
社畜当時は毎月手取りが16万円くらいだったから本当に毎日しんどかったよ。
しかもグラフィックデザイナーの場合は残業手当込みでその収入の場合も多いよね。残業代がつかない職場もあるし…
そうだね!僕の職場は残業代は出なかったよ。今思えば信じられないよね。
- グラフィックデザイナーの人
- グラフィックデザイナーで年収を増やしたいと思っている人
- 転職を検討している人
デザイナーが年収アップするために重要なポイント
グラフィックデザイナーやWebデザイナーの転職は最大限アピールできるポートフォリオと職務経歴書がとても重要です。
僕がグラフィックデザイナー当時、具体的に準備したのはポートフォリオ(20ページ程度)とオリジナルデザインの職務経歴書です。
職務経歴書を既存のテンプレートで書く方も居ますが、私はオリジナルで作ることを強くおすすめしています。
なぜなら既存のテンプレートよりもオリジナルのほうが目に止まりますし、何より自分の思い通りにA4用紙1枚でアピールできます。
グラフィックデザイナーやWebデザイナーなら1枚で自分を思いっきりアピールしましょう。
どんなポートフォリオが有利?
ポートフォリオってどういうのが有利なのかわからないですよね?僕も当時はどういうポートフォリオが良いのかわからず、なんとなく苦労したデザイン案件ばかり載せていました。
しかし、実際に書類選考をするようになって注目するポイントがわかりました。
それは「幅広くデザインができる」「論理的にデザインをしているか」「時間はどれくらいかかってたのか」「どこまで自分で考えたのか」がわかるポートフォリオになっているかどうかです。
- デザインのテイストはなるべく幅広く載せる
- どういう理由でこのデザインを作ったかを一言でコメントを載せる
- 制作時間を載せる
- ディレクションからやったのか、デザインだけ担当したのかを載せる
職務経歴書はどんなのが良い?
職務経歴書はデザイナーであれば絶対にオリジナルで作りましょう。ポイントは見やすくアピールできているかどうかです。
これまでの職務経験と、デザインは何ができて、何を目指していて、なんで転職したいのかが載っていれば良いです。
簡単にどういうのが良いかをまとめてみたので参考にしてもらえると嬉しいです。
- 職務経歴
- できること(グラフィックデザイン、ディレクション、Webデザインなど)
- 何を目指しているか
- なぜ転職するのか
- 一言で自分を表すとどんな人か
- 使用できるアプリケーション、OSの一覧
ポートフォリオも職務経歴書も普段から更新しておく
日頃からポートフォリオを作っておけばいつでも動けるので、毎週1つ実績を更新したり、ブラッシュアップしておくことでいつでも転職に行動を移しやすいです。
Webデザイナーなら印刷せずとも、Webにアップしたりして管理もかなり楽です。
- 紙のポートフォリオ(20P程度)
- Webで見れるポートフォリオサイト(もしくはPDFをアップ)
- オリジナルデザインの職務経歴書
役立つリンク:【無料】ポートフォリオが簡単きれいに作成できる便利なツール&Webサイト10選
デザイナーの転職に有利なスキルとは?
僕は現在Webデザイナーとして、書類選考及び面接をする側になっています。
そこで僕が採用したいと思うデザイナーは良いデザインができる人よりも幅広くデザインができて、コミュニケーションが円滑な人です。
具体的に年収アップにつながるスキルはグラフィックデザインスキルやWebデザインスキルのほか下記のようなスキルがあれば好条件の転職に有利です。
- マネジメントスキル
- コミュニケーションスキル
- 工程管理
- 情報設計
- UIデザインスキル
- UXデザインスキル
- デジタル・Webマーケティングスキル
- チームビルディングスキル
- コーディング(HTML/CSS読める程度でもOK)スキル
- フロントエンジニアリングスキル
年収アップの方法① デザイナーはスライド転職する
ずっと同じ業種、同じデザインの仕事ではなく少しずらすスライド転職が年収アップしやすい方法の一つです。
同じ分野のデザイン・仕事だけでは会社としても雇う側としても、給与を増やしてまでほしい存在とはならないからです。
同じジャンルのデザインを続ければ専門性は高まりますが、デザイナーとしてできる仕事の範囲は増えないままスキルアップも頭打ちになります。
現在僕の周りでも、フリーや会社務め問わずWeb・UIデザイナーの多くは元グラフィックデザイナーが多いです。
上記の数値は求人ボックス.comより引用
デザイナーのスライド転職とは?
グラフィックデザインを続けるなら今までの経験より少し違うジャンルの業種や職種にスライド転職することです。
例えば私のおすすめはグラフィックデザイナーならWebもできる会社への転職です。
Webも学びながら給料も貰える上にスキルアップで更に年収アップが見込めます!
その他にもデザイナーならディレクションができる会社へ転職したり、マネジメントができる会社に転職したり別の領域の仕事ができる会社へ転職しましょう!
僕の場合はグラフィックデザイナーからWebデザイナーになってその後コーディングも少しできる会社へ転職し、その後アプリやUIに関わる会社へ転職したよ!
年収アップの方法② スキルを増やしていく
デザイナーの年収アップのコツは1つのデザインスキルにこだわるよりも「グラフィック」「Web」「UI」「ディレクション能力」などスキルを増やしていくことがポイントとなります。
なぜなら1つのデザインスキルだけができるデザイナーというのは需要が年々減っているからです。
僕は現在、書類選考や面接を担当する立場になりました。
そこではグラフィックデザインしかできない、WebデザインしかできないデザイナーよりもそのほかUIとかマネジメントなどマルチプレイヤーなデザイナーのほうが確実に内定を出すようにしています。
僕の経験上だと、それはほかの面接官も同じです。
Webデザインもグラフィックもできて、マネジメント経験もあってアプリのUIデザインも少しできるって言う人って今後もいろんなスキルを増やしてもらえそうな将来性も感じませんか?
将来性を考えてグラフィックデザインからシフトチェンジする
Web広告が主流になり、どんどんペーパーレス化している世の中でグラフィックデザインのスキルだけでは需要が減っているので将来は不安です。
紙の仕事がなくなることは今の所ないと断言できますが、需要は確実に減っているため求人数も年々下がり続けています。
しかし、悲観することばかりではありません。グラフィックデザインのスキルはその良さを活用することでWeb、UI、パッケージデザインなど様々な場面で必ず役立ちます。
グラフィックデザイナーのほうが文字のあしらいが上手だったりする場合もあるのでそのスキルをそのままWebデザインにも活かしていけるよ!
デザインの領域を増やしていく
デザインの幅、できる領域を増やすことでより価値のある人材になることができます。
例えばグラフィックデザインを極めたいならパッケージにチャレンジしたり、休みの時間を利用してWebのバナー作成や簡単なWebデザインスキルをつけると良いです。
そうすることであなたのデザイナーとしての市場価値がぐーんと高くなります。
グラフィックデザイナーの人にWebデザインもできますか?と聞くと多くの人が「できない。」と答えます。
しかし、グラフィックデザインができるデザイナーならWebデザインを覚えるのは1ヶ月もあれば身につくはずです。
なのでグラフィックデザイナーならそのままWebデザインもできるようになっておくことは絶対役立ちますよ。
Web・UIデザインは強力な武器になる
IT化が進む現代で求められているのはWeb・UIデザイナーです。
今から7年ほど前にWebデザインもできるようになってからは2〜3倍求人が増えました。
さらにUIデザインもできるとなったらさらに市場は広がります。しかも現在UIデザインに関しては年々需要が急増しています。
周りの会社でも特にUI/UXデザインは需要の割に供給が足りてないように感じるから今めっちゃチャンスな業種だと思うよ!
年収アップの方法③ 転職先は2つのポイントで選ぶ
それでは実際にどんな会社を転職先として選ぶべきなんでしょうか?
僕の経験上、今まで自分がチャレンジしたことがない領域の仕事(スキルアップ)ができる会社と年収アップできる会社というのは最低限必須な条件です。
それぞれを詳しく解説します。
デザイナーとしてスキルアップができる
転職先で今までの経験を生かせる上に大事なポイントは経験したことない、やったことがない仕事ができるかどうかです。
なぜなら、今までと同じ領域の仕事だと、スキルアップが見込めずその会社での昇給もやがて頭打ちになるでしょう。
「経験したことない領域の仕事ができて、さらに良い会社へ転職できるなんて一石二鳥」ということです。
いい具合にそのスキルを自分のものにできて、その会社ではもう学ぶことがないなって思ったらまた転職して、さらに年収アップを実現することが簡単になるからです。
年収アップできる
デザイナーの転職で大切なことは、必ず年収が上がる会社への転職を最低限の条件とすることです。
なぜなら、年収が下がってしまうとモチベーション低下や後悔にもつながる可能性がだいぶ高いからです。
また、生活水準を下げることはかなり日常のストレスにもつながるからです。
僕の目安としては最低年収20万アップが理想です。
しかし、気をつけてほしいのはライフ・ワーク・バランスが悪い会社は論外なので転職しないで!という点です。
給料が上がっても残業毎日しているような非効率な会社は言うまでもなく選ばなくて良いです。
楽しく自分もスキルアップできることで会社も伸びていくことができる、そんな会社が条件です。
転職先の面接を受けた際は、なるべく社内やオフィス見学を希望しましょう。オフィス内を見せたがらない会社は基本的にブラックの可能性大です。
年収アップの方法④ 交友関係を広げる
現代において人とのつながりはどんな資産よりも大事なものだと私は考えています。
なぜなら、SNSのフォロワー数は土地・資産・株式に匹敵するくらい価値があると最近では言われています。
私の大好きなリベラルアーツ大学の両学長もSNSフォロワーが土地・金・株式に匹敵する「資産」であると言っているくらいです。
参考:【現代の新資産】SNSフォロワーが土地・金・株式に匹敵する「資産」である3つの理由
スカウトされることも少なくない
例えば交友関係が広がることにより、自分の仕事先を紹介してもらったり、知人の会社でスカウトされることも少なくありません。
中でもビジネス系SNSは必ずやっておくことをおすすめします。
実際に僕もデザイナーをしていると話すと「友達がデザインで困ってるから紹介していい?」や、「弊社を一度紹介させてくれませんか?」という人とのつながりが生んだ出会いもあります。
SNSやリアル、どちらとも大事な交友は深めていくことが将来必ず役に立ちますよ♪
年収アップの方法⑤ 年収を増やすために副業する
さらに年収を増やすとなったら継続することでどんどん大きくなっていくのが副業です。
私も実際に副業もしていますが、数多くある職業の中でもWebデザイン、グラフィックデザインの仕事をしている人は副業をしやすいジャンルの職種です。
手に職があるので土日や仕事終わりの数時間で副業ができます。
私の場合はライティングを学びたかったし、興味があったので今のようにブログ収益、ポイントサイトをメインで副業しています。
デザイナーの年収アップの方法まとめ
グラフィックデザイナーに限らずあらゆるデザイナーは転職、スキルアップによってどんどん年収を増やせる夢のある職業です。
年々できることも増えてスキルアップしていけば雪だるまのようにスキルや技術が上がり、さらに年収もそれに合わせてどんどん増やすことができるのです。
新卒3年くらいは上がらない年収に悩んでいましたが、転職という行動を起こすことで今では2.5倍以上年収を増やすことができました。
僕に特別なデザインスキルがあったからではなくてとりあえず行動をしてみる!という動き方が良かったんだと実感しています。
- 年収アップするためにたった一つ大事なことは「行動力」
- スライド転職でどんどん年収とできるスキルを増やす
- 年収を増やすためにスキルを増やしていく
- デザイナーの年収を増やすための転職先は年収アップできて、スキルアップできる会社にする
- 年収を増やすために交友関係を拡げる
- 年収を増やすためにデザイナーができる副業を活用する