デザイナー歴12年目のずぼらなオッターです!
皆さんはデザイナーという職業から残業は当たり前という印象を持っている人も多いんではないでしょうか?私もかつては毎日残業してた社畜デザイナーでした。
しかしデザイナーでも残業してないない人も、世の中にはたくさんいることを知ってから今ではほぼ残業をしていません。そんな私が残業しないための方法を今回はまとめてみました!デザイナーの皆さんにより良い、豊かな時間を手に入れてほしいと思っています。
- 残業をしているデザイナー
- 毎日時間がなくて大変な毎日を送っている人
- 土日も残業している人
デザイナーはなぜ残業が多いのか?その理由
一般的にはエンジニアと並んで残業が当たり前とされているデザイナーという職業です。デザイナーはなぜ、残業が多いんでしょうか?
私が12年間勤めていてわかったのは「そういうものだから」と思い込んでる人が多いからです。
とにかく、残業は当たり前、しないといけないと思い込んでる人が多いです。
みんな残業しているから
ついつい口にしてしまう思考停止のワード、「みんなも残業しているから」という言葉です。
みんなって誰かわからないし、正直探せば残業しないデザイナーなんて沢山います。
そして、残業してないデザイナーの方が金銭的にも余裕があって、充実しています。それはもちろん、時間があるからです。色々なことに時間を使えるから豊かになっていくのです。
常に「自分の分類の仕方は間違っているかもしれない」と疑い、強烈な印象の「例外」にとらわれ過ぎていないか等、よく使ってしまう分類を見直し続ける必要がある。
話題の名著『FACTFULNESS』に学ぶ、思い込みの捨て方/松ヶ枝 優佳
当たり前、普通、そんな言葉で固定概念を作らない
デザイナーは残業が当たり前だよ、〜さんだっていつも残業をしててえらいよなぁ。そんなことを口にする会社は今すぐ辞めましょう!(笑)
いやいや、オッターさん!そんなこと簡単にできないよ!それはオッターさんが能力が高いからでしょ!!
よくそういうことを私に言う人も居ますが、私は特別な能力もないし基本的に行動力があるだけでデザイン能力は平凡です。
すぐに辞めろ!だなんて、そんな冗談…。と思うかもしれません。
しかし、正直そんな残業しないと回ってないような会社は効率も悪いし、そのうち生産性も下がって業績悪化するのは経験上たくさん見てきました。
すぐに転職できないならまずは転職サイトに登録だけしておけばいいのです。それなら特に大変なことはないでしょう。
凝り固まった思い込みは今すぐ捨てよう
みんなやってるから、当たり前だから、普通だから。しかし、よく考えてみてください。そもそも本当にそうなんだっけ?と、疑問を持たないと年老いてから気付いたってもう遅いのです。
後悔してからでは遅いので今すぐ当たり前、普通、と思ってることは思考停止するので捨てましょう。
残業しないための方法
それでは残業について少しわかってきたところで、実際に実践編です。今まで残業してた人は残業という不幸の沼に入っているようなものなので最初は抜けるために少し努力が必要です。
何事にも変化するには必ず少しの努力は必要です。ただその少しの努力をした人と、しない人で人生の成功者とずっとしんどい後悔する人生の分かれ道になるのです。
とにかくスケジュール管理する
まず今いる会社で実現していくにはスケジュールをしっかり組み立てることです。残業をしている人って基本的にスケジュール管理がうまくできてなくて非効率な場合が少なくありません。
例えばGoogleカレンダーに9:00-10:30 〇〇ページデザイン作業
10:30-11:00データチェック返事
などと細かくスケジュールに入れてカレンダーで管理するのです。
そうすることで何時までに何をやらないといけないのか、この時間に何をやるのかと明確になっていることでより1日の作業効率が上がります。スケジュール管理してない人は無意識にダラダラしてしまっていることも多いです。
何でも仕事を引き受けない
次は何でも仕事を引き受けないようにすることです。
横から差し込まれた仕事をそのまま、はい!今日やります!と何でも引き受けているとその日のタスクは後ろ倒しになって残業しないと帳尻が合わなくなります。
仕事を簡単に引き受けないようにするのです。
差し込みの仕事はなぜ依頼が今になったのか?なぜ今日やらないといけないのか?
その仕事をやることで他の仕事に影響が出るため優先順位をきちんと整理した上で、できないなら折衝して翌日以降にずらすようにしましょう。
出し渋る演技も必要
例えば私の場合は基本的に差し込みの仕事はかなり渋ります。緊急対応以外は基本的に突き返します。
まず第一声は「なぜ、今日やらないといけない仕事が今出てきたんでしょうか?」です。ほとんどの仕事が今日やらないといけないのに今日出てくるってことはありません。緊急対応をするエンジニアさんならまだしも、デザイナーがそんな仕事滅多にありません。
理由をしっかりとヒアリングした上で納得できる緊急性が高く、どうしようもなかったなら引き受けます。
この方法は相手にとっても、そういうことなら次回からはもう少し余裕を持って依頼しよう!という気持ちになるきっかけにもなります。
なんでもいつでもできる人ならただの下請け仕事です。
常に予定がある人になる
基本的に定時以降は予定ありとブロックしています。なぜなら、定時以降は拘束時間ではないので、基本的にプライベートの予定を入れています。
例えば18時までの勤務なら18:15食事に行くとか、予定を入れてしまっています。もし、Googleカレンダーで管理している会社の場合、他の社員が見て、あ、オッターさん今日も予定あるんだ。と認識されます。
そのうち、だんだん他の人も「オッターさんは早く帰る人。」という認識が強くなってくるのでそのうち残業をしていると、「え!!残業なんて珍しいですね!!」と言われる日も来ますよ(笑)
スキルアップする
これは残業が日常的な会社から逃げ出すための手段にもなります。スキルアップして能力を上げて増やしておくことはデザイナーとして当然必要です。
スキルアップし、自分の価値がどんどん上がっていくとこちらの意見もかなり強めにいうことができます。
私も会社ではハッキリと残業は非効率で嫌いです!と言っています。能力やスキルをきちんとつけておくことで、より発言力も強くなるのでおすすめの方法の一つです。
転職する
残業が日常的にある会社、残業している非効率な人が評価される文化がある会社はハッキリ言って、経験上早めに辞めたほうが将来のためです。
私は今までいくつもの会社を見てきましたが、残業が日常的に行われているような会社で良い会社は一度も見たことないです。そして、そういう場合、必ず社員がまず自分の会社を全く愛していませんし、好きではないです。
言うまでもなくそう言う会社の寿命はとても短くて業績が何とかなっていても、今後の人口低下を考えても確実に将来性は低いと断言できます。
残業ばかりの会社はかならず将来うまく行かなくなります。転職サイトにまず登録して将来路頭に迷うのを未然に防ぎましょう!
まとめ
今回はデザイナーという職業に多い、残業について書きました。よく残業代が元々ついてるから、と裁量制について話す方が居ます。しかし、経験上下回ったからと言って一度も注意されたことはありません。
そんなことで注意してくる会社は絶対ブラックです。すぐに退職してしまいましょう。
とにかくいい会社も世の中にはたくさんあります。残業時間は生産性も下げるし、もっと他に有意義な時間を過ごしたほうが人生死ぬ間際に後悔しません。
すべてのデザイナーが幸せで豊かな生活を築けることを私は応援しています!
- 残業は当たり前ではない
- 数多くの会社でノー残業のデザイナーが居る
- 残業=えらい・頑張っているは幻想、古い考え
- スケジュール管理して効率よく仕事を管理する
- 仕事はすぐに引き受けない
- 予定はたくさん入れてしまう
- スキルアップや新しい能力や分野を身につける
- 転職して残業を0にする