元グラフィックデザイナーで現在はWEB、UIデザインをやりながらディレクションもしているずぼらなオッターです。現在デザイナー歴は12年目です。
グラフィックデザイナー、WEBデザイナーを長年やってて感じたデザイナーをやっててよかったと思うことを3つに絞ってご紹介します。デザイナーになりたいと思っている人などにリアルをお伝えできればと思っています。
- 今、グラフィック・WEB・UIなどのデザイナーを目指している人
- デザインの仕事に興味がある人
- グラフィック・WEBなどのデザインの大学、専門学校に通ってデザインを学んでいる人
デザイナーの仕事は手に職がつけられる
デザインの仕事をしていて1番に感じるのは手に職がつくことです。しかも続ければ続けるほど実績が蓄積されてデザインの仕事自体もスピードアップします。
デザイナーとして働いている期間が長いほどメリットも大きくなる
デザインの仕事を続けているとできるデザインの幅も広がる上にノウハウが蓄積されて作業効率はかなり上がっていきます。昔は1枚のポスターに3日かかっていたものが1日でできる。ということもあります。
より多くの仕事をこなせるようになるので必然的に得られるメリットは大きく、給料やフリーランスになったときに効果が大きいです。
デザイナーの仕事で仕事に困らなくなる
就職難でグラフィックデザイナーの仕事も減っていると言われてますが、減っている仕事もあれば増えている仕事もかなり多いのでデザイナーの仕事としては増えているように感じます。
需要もずっと高いままで求人は未だに多く感じますし、5社経験した経験からもデザイナーの不足はずーっと続いています。なので、就職や転職にこまることは基本的にないかと私は思います。
しかし注意して欲しいのは実務経験があるかどうか、というポイントです。即戦力を求めるので実務経験が長いほど求人は多いイメージです。5年実務経験があれば正直転職には困らないと思います。
世界中で働くこともできる
極端な話、デザイナーが使うアプリケーションであるIllustratorやPhotoshop、FigmaやAdobe XDって世界共通で使われているので言語さえ理解できればどこでも働くことができるのです。
また、WEBデザインに関しても言語は世界共通なのでどこに居てもどこでも働けるスキルとなります。また、日本に居ながら海外の仕事もできます。
デザインの仕事を通じて多種多様の業界知識が身につく
デザイナーとして働いていると様々な職業、業種の会社とも関わる機会が多いです。インハウスデザイナーで働いていても、私の経験上では関わらない部署はないんじゃないか?と思っています。
制作会社でもインハウスでも知識は得られる
制作会社、デザイン会社の場合は他社の方と仕事をするので必然的に様々な知識が身につきます。それはインハウスデザイナーも同じでインハウスの場合は、より深く経営者の方と仕事をすることもあるので経営について学べる機会もあります。事業拡大の重要なポジションで働くことも数多くあります。
多種多様の業種の知識は将来に役立つ
私はこれまでデザイン会社では冠婚葬祭から、産業、飲食チェーンや建設業、旅行代理店など多種多様の業種の会社と仕事をしました。また、インハウスデザイナーとしては、リクルート系、EC、外資系化粧品メーカー、銀行系、IT系と経験しました。その経験がどれも今でも活かせられています。
メーカー勤務してたときの物流の知識がECを立ち上げる際にOEMのルートに詳しかったりするので役立ったり、前職の同僚や上司、取引した会社の方とは今も繋がりがあるのでそれが人脈となり大きくなっていくのです。
デザイナーはビジネスシーンで生きやすくなる
デザイナーとして手に職がつくこと、多種多様な知識や人脈が手に入ることがわかりました。では、それらを持っていると何ができるのか?その答えは自分でビジネスを始められるというところです。フリーランスになることもできますし、自分で事業を立ち上げることも容易です。
デザイナーは会社に縛られない生き方がしやすい
デザインの仕事は人脈やスキルがあればフリーランスとして会社に縛られない生き方をするのは容易です。現在日本に居るフリーランスの人口は内閣官房日本経済再生総合事務局によると462万人(2019年時点)となっています。その数は年々増加しています。これから法整備がかなり進むと思うので会社に属さないデザイナーのフリーランスはさらに増えると思っています。
(参考:日本のフリーランス|人口・割合・年収やアメリカとの比較、増加の理由を紹介)
デザイナーは副業が始めやすくたくさんある
デザイナーは副業の手段が豊富にあります。例えばパッと思い浮かぶだけでも
- 友人や交友からのデザイン案件
- クラウドワークスなどのオンラインでデザイン案件
- グッズ制作やデザイン販売
- YouTubeやWEBサービスのデザイン業務
などなど、挙げればきりがないほどデザイナーの副業はあります。
発想と知識を合わせればビジネスも始められる
デザイナーが発想を組み合わせれば事業を始めることも難しいことではないと思います。たとえば自分が困っていることや世の中に役立つものをアプリで作ったりITと組み合わせることでできるビジネスもあります。
あとは、グッズ販売でブランドを作るのもできますし、デザインのスキルがあることでやれることは無限の可能性があると思います。
まとめ
デザイナー歴12年目で感じるメリットはざっくりとこのようになりました。最初の3年ほどは本当に下積みって感じでとても大変だったんですが、デザイナー歴12年目になった今ではこの仕事を続けててよかったと思います。
デザインの仕事って業種にとらわれず仕事ができるので楽しいですよ。これからの日本の働き方ではフリーランスや会社に属さない生き方も多くなると思うので、自分も将来設計をしている最中です。
それでは今回のまとめはこちら!
- デザインの仕事は手に職がつくことが最大のメリット
- 長く続ければさらにメリットが大きくなる
- デザイナーの仕事をしていて就職に困ったことがない
- デザインの仕事は世界中でできる
- 多種多様の業界の人と仕事ができるメリット
- デザイナーは人脈が広がりやすい
- デザイナーは副業もはじめやすく、ビジネスも始めやすい
- フリーランスとしても生きやすい職業