こんにちは!12年前グラフィックデザイナーから興味があったWebデザイナーに独学でジョブチェンジして現在はWebディレクターもやっているずぼらなオッターです。
今回は将来性がない、グラフィックデザイナーは将来食っていけないと言われてかつての僕のように不安に思っている人に向けてグラフィックデザイナーがWebデザイナーになるために必要なことについてまとめました。
グラフィックデザイナーであれば専門学校などに通う必要はないと僕は思っています。そのため独学でなるために必要なことについてまとめました。Webデザイナーを目指す人に役立てればうれしいです。
グラフィックデザイナーの就職・転職状況はどんな感じなの?
今はさらに差が大きく開いているように感じるね。グラフィックデザイナーの何倍も、十数倍も求人数が違うんじゃないかなって思うこともあるね。
- グラフィックデザイナーからWebデザイナーになりたい人
- グラフィックデザイナーの将来に不安を感じている人
- Webデザイナーに興味がある人
なぜグラフィックデザイナーは“将来性がない”と言われるのか
グラフィックデザイナーは多くの人が仕事に対して将来性の不安を抱えています。それは12年前僕がグラフィックデザイナーとして働いてたときから感じていました。
なぜなら世の中は世界的にどんどんIT化していっているためペーパーレス化が進んでいるからです。紙の仕事が減ってくると必然的にグラフィックデザイナーの仕事は減っていきます。そのため需要も減少傾向にあります。
駅の広告もいつしかデジタルサイネージがメインになりつつあるし、今は折込チラシなどの広告も選ばれにくいため減少しています。その他、パンフレットや会社案内を印刷する会社も減っていてPDFやWebサイトがメインです。
ただし、グラフィックデザインの仕事は完全になくなることはありません。ポスターやパッケージデザインなど本当に必要なものだけは残り続けるのでよりいっそう淘汰され、相当な実績を持った一流ののグラフィックデザイナーは仕事に困ることはないでしょう。
しかし、12年前当時の僕は著名なグラフィックデザイナーでもなかったため「このままでは仕事がなくなる」と思い、Webデザイナーにジョブチェンジしました。
- IT化が進む中、ペーパーレスが加速している
- グラフィックデザイナーという職業がなくなる可能性は低い
- Webデザイナーの需要が急増している
必要なこと① Webデザイナーの仕事の範囲を理解する
それではまずWebデザイナーの仕事って何してるの?というところを理解することがWebデザイナーになるために必要なことです。
グラフィックデザイナーならデザインして印刷の発注、納品までが一般的な仕事です。一方、Webデザイナーは一言でWebデザイナーと言っても仕事の範囲が様々です。Webサイト、広告バナー、コーディング、プログラミング、サイト構造設計など多岐に渡ります。
WebサイトのデザインだけをするWebデザイナーも居ればコーディング、プログラミングでWebサイトを実際に動かせるまで構築できる人も居ます。
Webデザイナーの仕事の範囲は最低限ラインだとWebサイトやバナーのデザインまで、しかし現在はHTMLやCSSは最低限理解できている、少し書けるWebデザイナーのほうがかなり需要があります。そのため、HTMLやCSSなどの言語についても理解しておくと良いでしょう。
必要なこと② Webサイトのデザインを試しに作ってみる
まずはWebデザインを作ってみるとだんだんとHTMLやCSSの理解も簡単になります。なるほど、こうなってるんだ。とデザインしていくうちに理解が深まります。
グラフィックデザイナーであればIllustratorやPhotoshopを使える人がほとんどなのでまずはPhotoshopでWebサイトをデザインしてみましょう。
自分の理想のWebサイトをデザインしてみたり、そういうものがないという人は自分がデザイン的に好きだなって思うサイトをトレースしてみるととても勉強になりますよ。
使いやすいWebサイトを真似して作ってみるとWebデザインって案外難しいものじゃないかも?とグラフィックデザイナーの方ならすぐに気づくはずです。
必要なこと③ Webデザインの仕事をしてみる
グラフィックデザイナーの方ならまずはWebデザインの仕事をしてみることもおすすめです。まずは広告バナーの仕事から始めて、その後Webサイトのデザインだけの案件をやってみましょう。クラウドワークスやココナラで募集しているデザイン案件をやってみるのがおすすめです。
一番良い方法は現在勤めている会社でWebデザインの仕事もしてみたい。と上司や会社に相談してみることで、Webデザインの仕事もできると一番良いのですが、それができないというのであれば副業としてネット上で仕事を見つけることが良い方法です。
まずはPhotoshopなどを使ってデザインデータを作ることから始めてみましょう。まずはコーディングを含まない案件でデザインだけすることにしましょう。
\副業もできて交友も広がるココナラはおすすめ!/
必要なこと④ Webデザインもできる会社へ転職する
ある程度Webデザイナーについての仕事内容などを把握したらグラフィックデザイナーだけどWebデザインの仕事にも携われる会社へまずは転職することをおすすめします。転職活動するときには転職エージェントを使うことでより自分の求めている会社が見つかりやすいのでおすすめです。
例えばキャリアアドバイザーの方に「いまグラフィックデザイナーですが、将来WebデザイナーになりたいのでWebデザインもできる会社へ転職したいと思っている」と伝えてみましょう。
僕も同じように転職エージェントで同じように伝えて、無事グラフィックデザイナーもWebデザイナーも募集している会社へ転職することができました。
インハウスデザイナーの場合グラフィックデザインもWebデザインもやってほしいという会社が数多くあるため全然珍しくないですよ。
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必要なこと⑤ グラフィックデザインもできるWebデザイナーとして活躍する
Webデザインの仕事もできる会社へと無事転職できたら徐々にWebデザイナーへとシフトチェンジしていきましょう。もちろん仕事のほかに独学でもWebデザインを日々勉強することが重要です。
もし、その転職先にWebデザイナーやWebディレクターが居るならばその人たちからたくさんWebデザイナーとしてのスキルを盗みましょう!そうして1年くらい経過するとグラフィックデザインもできるWebデザイナーへと生まれ変わることができます。
こうなれば武器が2つある状態、または守りの盾がグラフィックデザイナー、攻める剣がグラフィックデザイナーのように強い人になることができます。特にインハウスデザイナーだとどっちもできるというのはかなり大きなメリットなので転職に困ることがだんだんなくなりますし、フリーランスとしてもかなり活躍できますよ。
必要なこと⑥ ポートフォリオをWebデザイン中心にする
グラフィックデザイナーとしての経験が多いとポートフォリオにはグラフィックデザインが多くあるでしょう。しかし、Webデザイナーとして売っていきたいのであればWebデザインを8割、グラフィックデザインを2割くらいまで落とし込むとより良いでしょう。
Webデザイナーとして応募しているのにグラフィックデザインばかりあると、ん?Webデザイナーなの?と思われてしまうので、ここはWebデザインをかなり多めに使ってポートフォリオをバージョンアップしていきましょう。
必要なこと⑦ とにかくWebデザインの仕事をたくさんする
グラフィックデザイナーにもWebデザイナーにも共通しますが、とにかく多くのデザインをすることがスキルアップに繋がります。そして、実績としても残るのでとにかく多くのデザインをすることが大切です。
できれば実際の案件、仕事をするほうが経験値としてとても有利なのでネットで探したりデザインのことで困っている友人などから仕事をもらうっていう方法も良いです。
そのために普段からデザインをやっていることをさりげなくアピールしておくと「あ、そういえば、Webデザイナーって言ってたような…」と思い出してもらえる人になりますよ!それで色々なデザインの仕事をすることで実績もつけながらスキルアップもできるようになります。
まとめ
今回はグラフィックデザイナーから独学でWebデザイナーになった僕がWebデザイナーになるために必要なことをまとめました。グラフィックデザイナーとしての将来性は正直、残念ながらかなり厳しいものとなっていくでしょう。
ただし、グラフィックデザイナーという職業がなくなることは今のところ可能性は低いかなと予想しています。しかし、Webデザイナーの需要に比べグラフィックデザイナーの需要が低いことは明らかなのでそこは将来の世の中を予想して行動するように心がけましょう!
- グラフィックデザイナーの需要は年々減っている
- IT化が加速する現代から未来はWebデザイナーが需要が高くなる
- Webデザイナーの仕事の範囲を理解することが大切
- WebサイトをPhotoshopなどを使ってやってみる
- Webデザインの仕事を実際に経験してみる
- グラフィックデザイナーでありながらWebデザインもできる会社へ転職する
- グラフィックデザインもできるWebデザイナーは有利
- とにかくWebデザインの経験をたくさん積み重ねる
\転職エージェントを使えば良い会社と出会いやすい!/